まず始めにリアルバウトシリーズ作品を簡単に紹介していきたいと思います。

 


1995年3月 餓狼伝説3 遥かなる戦い

 

リアルバウトと名前はありませんがリアルバウトシリーズの基礎となる作品です。

グラフィック、システムを完全に作り直し、キャラクターもほぼ前作からのテリー、アンディ、ジョー、舞、ギース以外は

新キャラとなり新作として出されましたがその新システムで失敗してしまいました。

 

その名もオーバースウェー

 

基本は中央で戦うのですが、手前ライン(A+B)と奥ライン(C+D)で移動ができるようになりました。

そこからのライン攻防のメインにしたかったのですがまずここのシステムがややこしく失敗してしまいました。(失敗した理由はこれだけではないが)

しかしストーリーやサウンドはかなりの出来良い作品です。それだけにかなりもったいない作品だったと思います。

当時はボブを使っていた記憶があります。

 


1995年12月 リアルバウト餓狼伝説 さらばギース

 

やばいと思ったSNKが何とその年に続編を出してしまいました。

餓狼3で失敗したオーバースウェーを簡略化し使いやすくしました。そして前作のキャラに加えて

キム、ダック、ビリーの復活。そして前作ではちょっと影の薄かったギースがボスになり

餓狼伝説から続いてからボガード兄弟との因縁に決着をつける形となりました。しかし何といってもリアルバウト餓狼伝説といえば・・・

 

リングアウト制の導入

 

が一番のインパクトでした。簡単に説明すると画面端に壁があり、画面端に追い込まれるとその壁が徐々に崩れてきて

しまいには壁が壊れてしまい、そこに落ちてしまうと負けになってしまいます。ステージによっては

地下鉄ステージは壁部分なしがなかったり、ギースステージはリングアウト制がなしとさまざまでした。

ギース人気やシステムの簡略化で餓狼3で離れていった人達を何とか取り戻すことができました。

しかしここでストーリー上ギースを殺してしまったので今後どうなるかなと思っていました。

当時は双角を使っていましたね。何といってもこの頃は通常ジャンプ、まきびし、憑依弾が強かった・・・

 


1997年1月 リアルバウト餓狼伝説SPECIAL

 

約1年間のブランクをおいての復活。ストーリー上はリアルバウトの続編とされボスがクラウザーになりました。(予想通り)

SPECALとなっているが前作のリアルバウト餓狼伝説とはほぼ別のゲームとなってしまいました。

まずオーバースウェーは廃止して、完全なる2ラインシステムとなりました。

そしてコンビネーションアタックに力を入れたらしくほぼ全キャラで強力なコンビネーションアタックができるようになりました。

キャラクターは前作から誰も消えることもなくクラウザー、ローレンス、タン、チンと復活組と裏キャラでアンディ、マリー

タン、ビリーが使えましたがちょっと微妙な感じでした。

そしてやはり死んだはずのギース(ナイトメア)として登場してしまいました。(やっぱりキャラ人気には勝てず・・・)

出た当初はかなりやりこんでいましたが、誰を使ってもコンビネーションアタックが同じなのでやることが変わらないので

世間が飽きるのも早かったです。

そして前作で不評だったのかリングアウト制が微妙に変化しました。基本は変わらないのですが、負けがぴよりに変わりました。

キャラ別の掛け合いデモには力を入れていたらしくリアルバウトでなくなった戦闘後の台詞なども復活しました。

そしてSPECIALで最も印象があったのは

 

爆弾パチキ、ギガティックサイクロンの異常なる投げ間合い

双角の異常なまでも強さ

 

投げ技の間合いが異常でした。パチキはストU時代のザンギエフを思い出しました。クラウザーに至ってはギガティックサイクロンが使える

状態なら近づくだけで恐怖でした。何度もギースと戦うことを阻まれてたことか・・・

双角は自分が使っていただけに前作から比べるとかなり強くなったなと感じました。(コンビネーションがかなり強力)

あとは前作までのサウンドが変わってしまった事もマイナスポイントでした。(秦兄弟、フランコなど)

やっぱりRB関連の曲はいいですよ。聞きたい人はこれ


1998年3月 リアルバウト餓狼伝説2 THE NEWCOMERS

こんなドラマCDが出ていたとは知らなかった・・・

 

そしてSPECIALから一年後ついにリアルバウト餓狼伝説2が発売されました。

前作のコンボゲームではなくてリアルバウト餓狼伝説のシステムに戻しました。

完全2ラインシステムは変わらないのですが、オーバースウェーではなくてスウェーラインと生まれ変わり、リアルバウト、リアルバウトSPからの

悪いところを修正されかなりの出来具合となりました。

コンビネーションアタックもキャラ別統一の流れではなく、実用性があるものから全くないものまでキャラ別で用意されるようになりました。

ブレイクショットに関しても今までは1種類しか使えませんでしたが、対応技が増え何種類も出せるようになりました。

キャラに関しては誰も削除されることがなく、新キャラでシャンフェイとリックの追加とギースの復活でした。特にストーリーはなく

正式な流れとは違うようです。

 

試合に関してもテンポよく進めるようにするために

掛け合いデモ・勝利ポーズ(時間切れではあり)・勝利デモの削除

 

初心者でもすぐに入り込めるように

超必コマンドの変更(プレイクスパイラルやレイジングストーム)

 

を行ってしまいました。しかしこれが原因で旧餓狼ファンからかなりのクレームがきてしまいました。

  • 演出に力を入れていないとは何事か

  • コマンドを変えると逆にやりにくい。

  • 演出がないので一人用がつまらない

  •  

    などなど

     

    しかし対戦に関しては最高の作品になっております。

    キャラバランスも飛び抜けて悪いキャラもいないですし、発見されいる無限もボブ、双角、リックと数は少ないと思います。

    しかしそれでもなかなか世間の受けは良くありませんでした。

    なにより一番の原因は戦い方が地味なのがいけないと思います。

     

    SNKの格闘ゲームは本来、派手な演出と豪快な戦い方が受けてきました。しかしRB2はこの2つを削除してしまった

    おかげで全く受けませんでした。

    ちなみに豪快な戦い方とは・・

     

  • キャラバランスが最悪で飛び抜けて強キャラがいる。

  • ガン攻めで勝てる。

  • 無限、即死がたくさんある。

  •  

    RB2には全ての項目が当てはまりません。それではRB2の特徴をあげると

     

     

    などと地味なものばかりでした。

    そしてその年に稼動したKOF98の爆発的ヒットも重なってしまいゲーセンからはごっそりとファンを持ってかれてしまい

    一気になくなってしまい、その後は世間から消えてしまいました。

     

    対戦ツールだけをみたらSNK史上最高のデキだと私は思ってます。

    ここではなんとか初心者から上級者までも対応できるように攻略をしていきたいと思っています。

    ここで読んで少しでもRB2に興味を持って頂けたら幸いです。

    タイトル画面はこんな感じです。

     

    しかし何といっても未だNEO・GEOとNEO・GEO CDのみの

    移植しかされていないのが知名度の低い一番の原因でしょうね。

     

     

     

     

     


    おまけ

    1999年11月  餓狼 MARK OF THE WOLVES

     

    リアルバウト餓狼伝説から約1年半待望の餓狼伝説シリーズ続編が出てきました。ストーリーはリアルバウトからの続編。

    ギースが死んで何年後になっておりました。そして主人公にギースの息子のロックをという新キャラになりました。

    しかし画面を見てみて唖然としました。

    全く別ゲームになっておりました。2ラインシステムはなくなっているし、キャラもテリー以外は全新キャラに変更され

    その新キャラも何か餓狼キャラではなくていかに一部のファンを狙っているような感じでした。

    これがあの餓狼伝説シリーズの続編としては認めることができず、数回やってやらなくなりました。

    しかし最近になってやっとそのわだかまりがなくなったのか、やってみると面白い作品に気づきました。

    はっきりいって餓狼伝説の作品として考えなければかなり良い作品です。

    やってみたいのですがまず対戦を行っている所は少ないし、何よりROMがまだ異常に値段が高いので購入してまで

    やってみようという気持ちにはならないのが現状ですね。

     


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